友達のまま

雪が舞い積もる音に目覚めた
冬の香りに包まれた朝
目を閉じてみれば浮かぶのはいつも通いなれた通学路

目の前の景色を白く曇らせながら
2人 口ずさんだ流行り歌を覚えてる?

どんな悲しみも乗り越えてゆける
繋いだ手に永久を乞いながら
傍らにはまだ捨てきれない夢
隠したままで

春を待ちわびて 春を憾んで
別れはいつだって嫌われるけど
教室の窓から君を見ていると諦められる気がした

本当の気持ちを 偽りのない言葉を
ずっと待ってたから
君の「ごめん」が嬉しかった

どんな喜びも
君といた日々の幸せには適いはしないから
掌に残る温もりの痕が
無くなるまで

どんな悲しみも どんな喜びも
不器用すぎた2人の軌跡
携えた夢をもう離さないで
何があっても
最後は笑顔で また会える日まで
夢追い人に幸あれと願う
傍らにはまだ捨てきれない恋
隠したままで

目を開けてみれば都会の喧騒
無機質な人波に今日が始まる
すれ違う人もそれぞれの過去を
抱きしめて生きてるのかな…


2009.7.29『The Present』収録


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