約束

約束するから

窓辺に身を寄せながら もうすっかり見慣れたこの街
あるはずもない面影 どうしていつも探してしまう

見るわけでもなくつけてみる天気予報
「昼過ぎから降り出すでしょう」
遠く離れたどこかの街のどこかの部屋から君も眺めてるかな

想い出ばかり映る 出会った日もこんな空だった
降り出した雪の粒はどこまでも白くて

今年も行けそうにない 君との約束もまだ果たせず
些細なことに躓く その度諦めそうになるけど

「あなたの歌が届かないはずないから」
君の愛の深さに泣いた
背中合わせの夢と恋の狭間に生きる人の愚かさを知る

時はやがて人を変えて やめどもなく降り積もっていく
雪解けの日が来ること ただ待ち望んでは

あてもなく揺れる雪に心重ねながら
気付けば銀色に染まる街
全てを懸けて全てを捨てて歩んだ轍も今は見れないままで

どこにいても(誰といても)何をしても(何を見ても)
心此処に在らずだと
分かってる(君がいる)分かってる(それだけで)
よかった 君がいるだけで
冬の街(春の花)夏の空(秋の風)
どれをとっても君はそこにいて
いつかまた(あの場所で)2人で(あの部屋で)
暮らそう

約束するから…


2008.6.1『Nothing impossible~It’s my role,It’s my life~』収録
2014.2.23『君と僕の夢』再録


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