To teen

突然の電子音 スピーカーから流れる泣き声
慌ててドアを開ける 向こうに君が笑ってる
「こんな所で…」と言いながら閉めるドアに凭れて
卑猥なほど肢体を絡める

「ずっとこのままだよね?」なんて
ちょっと意味深なこと吐くだけ吐いて先にイク卑怯者
朦朧とする意識の中でふと繋がってく真実の欠片
廻りだした運命の歯車

君が主役のラブストーリー
クライマックスへと加速してく
多分 来週の今頃は拡大版のハッピーエンド
何も変わらないのもいいんじゃない
俺達が俺達であるなら
I’m singin’ a love.君が笑う その瞬間の幸せ
感じて生きようよ くそったれなこの世を

安い唇と軽い尻で引っ掛けるテクニシャン
シャブりついて仰け反って偽りの愛に酔いしれる
そんなに交尾がしたいならサルとでもやっとけよ
意外といいトコ突いてくるかもよ

使い捨ての玩具も恋愛も
あっけないほど簡単に そう 手に入るこの街
過ちに気づくわけもなく
体売っても 金があっても まだ何かを探してる

「きっと」なんてあやふやな言葉に縋りついてるところが
俺とそっくりで嫌になる最近の若い奴は
「自分は違う」口では言える
示してみろよその違いを
所詮一緒さ 弄ばれる 神とかいうペテン師に
狂おしいほどにね 君というペテン師に

君は悲劇のヒロインになり
俺を殺して アイツの元へ
冤罪を着せて葬る そして君だけが残る
全ては終わる いや 終わらない
俺が死んでも 世界は廻る
君が望んだシアワセってやつに今さら気づいた
だから変わらなくていいんじゃない
俺達が俺達であるなら
I’m callin’ a love.君が笑う 悪魔のように囁く
「さようなら」ってね くそったれなこの俺に


2006.11.23『4年後の未来へ』収録


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